【グローバル通信バックナンバー】Vol.97 [2019年8月号]

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│  ☆ グローバル通信Ⅱ vol.97 ☆  2019/08/01配信  │
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  │ 今月のINDEX │
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│  政治の内向き志向化が招く『近い将来』に備える

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様々な人々の尽力と知恵で、様々な課題を克服して来たことが、
全世界に蔓延しつつある
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│内│向│き│な│自│国│保│護│
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を掲げる指導者の登場で大きく歪み始めている様に感じています。

┌◆ 経済への影響も
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その影響は「世界経済」にも波及し、軒並み企業の体力は下落し始めているようです。
決算内容も一様に下方修正で、人員調整を進める企業も散見されます。

┌◆ 自社の強みを理解し、ロードマップを描く
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これらの影響をより強く受ける中小零細企業は、これからの正念場を迎えるにあたり
(既に打撃を受けて、その解決のために格闘されている現在進行形の企業も含め)
厳しいですが、自社が社会的に存在する「意義」とその後の「展望」を
今一度整理・確認しておくことが肝要だと思われます。

有田 浩

 

 

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┃有┃給┃管┃理┃
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┃  すぐに使えるオススメツール「年次有給休暇管理簿ツール」
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所謂『有給休暇の義務化』に伴い、事業所様より

「有休の管理表で使いやすいものはないか?」

といったお問合せをよく頂いておりました。
この度、そういったニーズに応えて、全国社会保険労務士会連合会が
Excelで、関数やマクロを使用した使いやすい管理表をリリースしました。

┌◆ 表に打ち込んでいくだけの簡単操作
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Excelの操作が苦手な方でも自動計算で簡単に有休管理ができます。

【年次有給休暇管理簿ツールの操作画面 スクリーンショット】

 

【ツールの特長】
 ・従業員数30人以下の事業所での使用を想定しています
 ・エクセルファイルなので残日数などを自動表示してくれます
 ・時間単位の付与にも対応
 ・法律で定められている管理簿の要件を満たしているので
  監督署の調査などがあってもすぐに対応できます
 ・一覧表があるので全体の状況把握が簡単

┌◆ ご契約事業所さま限定で無償配布いたします。
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ご契約頂いている事業所様に限定となりますが、このツールを無償にて配布させて頂きます。
提供をご希望される事業所様はグローバルへお申し付けください。

 

 

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┃助┃成┃金┃
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┃  正規雇用契約への転換前に検討したい助成金
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人材不足や労働契約法の改正により、有期労働契約から無期労働契約への転換、
非正規雇用から正規雇用への転換が中小企業においても、日常的なこととなりつつあります。

そこで今回は、そのようなケースで活用したい

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┃人┃材┃開┃発┃支┃援┃助┃成┃金┃
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の中の2種類の助成コースをご紹介します。
有期契約労働者の職歴やスキルに合わせて、上手く活用してしてください!

┌◆ 『正規雇用への転換前の訓練』が助成対象です
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正規雇用契約へ転換する前の、有期契約期間中に自社の業務に慣れてもらうために、
訓練を行った場合に訓練経費の一部助成や、訓練時間中の賃金助成が受けられます。

┌◆ 事前に計画申請が必要 → 早めの準備が大事!
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2つのコースのどちらも、訓練開始日の1か月以上前に、
事前に労働局へ計画申請が必要となりますので、活用する場合は早めの準備が必要です。

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┃1┃ジョブカードを使用し、OFF-JTとOJTを組み合わせた訓練を実施する場合に
┗━・
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   │特別育成訓練コース(有期実習型訓練)│
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■┓ 対象労働者は?
┗┛━━━━━━━━
少し複雑ですが、下の3点を確認しておきましょう!

・ジョブカードを作る
 :あらかじめキャリアコンサルティングを受けてジョブカードを作成すること

・他社の雇用形態を確認
 :キャリアコンサルティングを受ける前の過去5年以内に、
  同業他社で、おおむね3年以上通算して正社員で就労したことがないこと

・過去の就労状況を確認
 :過去10年以内に、業種問わず、おおむね6年以上正社員として就労したことがないこと。

■┓ どんな訓練が対象?
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OJTとOFF‐JTを組み合わせて、3カ月以上6か月以内で、総訓練時間数が、
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│6ヶ月換算で425時間以上│であること、が必要です。
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■┓ 助成額は…
┗┛━━━━━━
たとえば、
 6か月で総訓練時間数600時間、
 一部の訓練を社外の教育訓練機関で20時間受講させ
 10万円の経費がかかった場合

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 賃金助成…760円/時間×600時間=45万6千円
 経費助成…10万円(社外訓練時間が20時間以上100時間未満は上限10万円)

 合計 55万6千円 支給されます。

例えば、雇用してもすぐにお客様に対応できないスタイリストや
ネイリストに社内訓練を行う時に活用されています。

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┃2┃社外の教育訓練機関などを利用して短時間のOFF-JTを実施した場合に
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   │特別育成訓練コース(一般職業訓練)│
   └─────────────────┘

■┓ 対象労働者は?
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有期契約期間中の労働者であること。
上の[1]のようなジョブカードの発行や、過去の就労経験の条件はありません。

■┓ どんな訓練が対象?
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OFF-JTで、1コースあたり20時間以上で、1年以内の実施期間であること。

■┓ 助成額は…
┗┛━━━━━━
たとえば、
 介護事業所で有期契約の介護職員さんが、
 50時間の実務者研修を費用8万円で受講した場合。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 賃金助成…760円/時間×50時間=3万8千円
 経費助成…8万円(社外訓練時間が20時間以上100時間未満は上限10万円)

 合計 11万8千円 支給されます。

┌◆ 詳細は厚労省サイトへ。ご相談はグローバルまで!
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本記事では、主な支給要件を挙げています。
もっと細かい要件も多々ありますので、
助成金を活用して訓練を実施したい事業主様は厚生労働省のWEBサイトを必ずご確認ください。
「助成金を申請したいけど、自社では難しい…」
と思われたらグローバルへご相談ください!

厚生労働省WEBサイト:人材開発支援助成金(特別育成訓練コース)・PDFファイル

 

 

 

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┃も┃ん┃げ┃ぇ┃が┃ん┃ば┃る┃!┃
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┃ スタッフのつぶやき
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『スタッフのつぶやき』はコチラでご覧頂けます。