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│ ☆ グローバル通信Ⅱ vol.160 ☆ 2024/11/5配信 │
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│ 今月のINDEX │
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│ 答えが一つではない労務管理上の問題
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最近、労務管理における実務対応の難易度が上がってきている様に感じます。
例えば「ハラスメント」「メンタルヘルス」などでは、それぞれについて、国からのガイドラインや指針または過去の裁判結果から導かれた考え方に沿って対応していても、果たしてこのケースでこの対応が適切なのか?と疑問に思ってしまうことが、しばしばあります。
そう考えてしまう要因として、答えはシンプルに「1つ」だけでないことが往々にしてあるためです。
ケース毎に対応に微妙な匙加減があり、その結果として上手くいく場合もあれば逆に紛争を招き、最悪、司法での決着となることもあります。
実際の現場は、なかなか教科書どおりに進んでくれないことが当りまえであることを念頭において、労務管理担当者は、事を進めていくことが肝要であることを忘れない様にしてください。
有田 浩
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┃求┃人┃
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┃ ちょっとした工夫で他社の求人と「差」をつける。求人票の作り方
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岡山県の有効求人倍率が全国平均を大きく上回る事態が依然として続いています。
今回は、この新しく人を採用することが難しい状況下で、少しでも反応のある求人情報をリリースしていくために、求人票作成の大切なポイントをまとめてみました。
■┓ 求職者が『情報を探す手順』を理解する
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求職者がインターネットでハローワークの求人を検索する際、まず最初に表示されるのは、
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│限定的な情報だけが記載された一覧表│です。
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そこである程度自社の求人に興味をもってもらえなければ、求職者はその求人の詳細を見ることなくスルーしてしまいます。
実際の雇用条件と異なる内容は記載してはいけませんが、一覧表に表示される項目の見せ方を工夫することで出来るだけで、求職者からの反応が増えるはずです。
■┓ 一覧表で意識する3つのポイント
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ハローワークの求人の一覧表を意識した注目すべきポイントはこの3つです。
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│1│[職種] は分かりやすく!
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・検索する時に最初に目につく項目です。勤務地や、特にアピールしたいことを記載しても良いです。
・[急募]など、求職者にとって意味のないマイナスのイメージにつながる表示はNGです。
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│2│[仕事内容] ではアピールポイントを3行目までに書く
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・ハローワークのサイトで求人を検索したときに、一覧で表示される仕事内容は3行目までなので、伝えたい事、見てもらいたい事の優先順位をつけて、上から3行目までに配置すると良いです。
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│3│[賃金] は実際より低く見えることのないように!
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・フルタイム求人の一覧で表示される金額は、
[基本給+必ず支給される手当(固定残業代を除く)]
です。ほぼ毎月支給されるとしても[皆勤手当]などは表示される金額に含まれません。
同業他社、または同じエリアで掲載されている求人と比較して自社の賃金額が低い場合には、賃金の仕組みを変えるなどして[皆勤手当]などを[必ず支給される手当]にすることで表示される金額を高くすることも必要かもしれません。
■┓ 求人でお悩みの事業所さまはご相談下さい
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求人票作りや、それ以外でも求人に関するお悩みがありましたら、グローバルまでお気軽にお問い合わせ下さい。
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┃助┃成┃金┃
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┃ 育児休業・職場復帰環境を整えて「両立支援等助成金」を受給する
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今号では、仕事と家庭を両立できる環境づくりに取り組む事業主を支援する制度である
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┃両立支援等助成金┃
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についてご案内いたします。
この助成金にはいくつかコースがありますが、今回は育児休業を取得した際に利用できるコースを2種類ご紹介します。
■┓ 男性の育児休業を促進【出生時両立支援コース】
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このコースは男性の育児休業などの取得促進を目的にしています。
「第1種」と「第2種」の2種類に区分されており、「第1種」の助成金を受給していないと「第2種」は適用されない仕組みになっています。
そこで今回はまず「第1種」のみ取りあげてご案内します。
┌◆ 要件
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・男性従業員が育児休業を取得しやすい環境や業務体制を整備する
・男性従業員が子どもの出生後8週間以内に連続して5日以上の育児休業を取得する
┌◆ 支給額
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1人目:20万円(一部要件に該当した場合は30万円)
■┓ 職場復帰をしやすくし安心して育児休業を取得【育児休業等支援コース】
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このコースは、安心して育児休業を取得でき、職場に復帰しやすい環境を整備することを目的としています。
「育児休業取得時」と「職場復帰時」、2回に分けて申請を行います。
┌◆ 要件
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<育児休業取得時>
・従業員と面談し、「育休復帰支援プラン」を作成して、プランに沿った取り組みを行う
・業務の引き継ぎを実施して、従業員が連続3か月以上の育児休業を取得する
<職場復帰時>
・プランに基づいて必要な情報や資料を提供し、育児休業終了前に面談を行う
・元々の職場に復帰させて、6か月以上継続雇用する
┌◆ 支給額
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育児休業取得時:30万円 職場復帰時:30万円
■┓ 加算要件もあり!詳細はお問い合わせを
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どちらの助成金も加算要件があります。またの出生時両立支援コースについては、何人目のお子様について、支給申請をするかによって、助成額や支給要件など異なりますので、詳細はリーフレットをご確認ください。
(厚生労働省WEBサイト:令和6年度 両立支援等助成金のご案内(PDF形式))
この他にもご利用しやすい助成金を随時ご提案しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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┃も┃ん┃げ┃ぇ┃が┃ん┃ば┃る┃!┃
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┃ スタッフのつぶやき
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『スタッフのつぶやき』はコチラでご覧頂けます。